ソーサリージョーカーズ-レビュー

作品概要

作品名 ソーサリージョーカーズ
メーカー 3rdEye
発売日 2015/07/24 
シナリオライター 四万十三清流、不死鳥
原画家 蒔田真記
声優 杏花、青葉りんご、ますおかゆうじ、桃井穂美、香山いちご、やじまのぼる他


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※成人指定ゲーム(18歳未満プレイ禁止のゲーム)のレビューになります、18歳未満の方は閲覧しないようご注意下さい

総括

シナリオ 9.0/10.0
テキスト 8.5/10.0
キャラクター 9.0/10.0
主人公 9.0/10.0 
CG 9.0/10.0
声  8.0/10.0
サウンド 8.0/10.0
システム 7.5/10.0
エロ 測定なし
総合 8.5/10.0

コメント

注意)↑のセリフをクリックすると音声が出ます※主人公の1人センリの台詞

シナリオ/テキスト

さすが成長するメーカー3rdeye!前作幻創のイデアはまぐれなんかじゃなかった。

シナリオとしては王道のファンタジー物。
ものすごく大雑把にいうと、現代世界に突如生まれた魔法。その謎と陰謀に主人公とヒロインが立ち向かうといった話。
ある種使い古されている設定なのですごく目新しいシナリオってわけじゃないんだけど、すごく丁寧に作られていて起承転結がしっかりしてるから読了感が半端ない。
テキストに関しても日常パートと非日常パート共にしっかりしている気がする。
肝の一つの戦闘パートについても幻創のイデアと比べると大分読みやすくなってる気がする。

ダブル主人公でのザッピングシナリオというよりは序盤についてはヒロインも含んだものになっているのでかなりめまぐるしく視点が変わる。そして基本的には一本道。

マイナス点を述べるとすると、描写とか言い回しが若干クドイ箇所があるのと、ザッピングが頻繁に起こるところとシーンが突然飛ぶところ。特に後者のマイナス点については相乗効果でシーン毎にぶつぎられてる感じがしちゃってちょっと読み難くなってしまっていたような気がする。

それらマイナス点を差し引いても全体としての完成度、そして何よりスタッフが本気で所謂中二が好きなんだなぁと伝わってくるパワーでこの点数。
2015年度8月時点でかなり上位に来るシナリオ・テキストです。
げに面白い。

キャラクター/主人公

ヒロインについては全部で4人。
2人の主人公、1人に付き2ヒロインって感じ。
とはいえ一本道シナリオなので明確な形でのヒロインはいないんだけど(それらはエピローグで保管されるからご安心)
本作は主人公とヒロイン以外にも多くのサブキャラクターが存在しており、それらサブキャラクターも魅力的なキャラばっかです。
特に男勢はな…もうやばいよ(一部ネタキャラがいるけど

以下主人公ズとヒロインズの紹介

陸壬 陽斗:主人公その1、通称ハルトラマン。『フェアじゃない』が口癖の主人公。多分好みがものすごく別れる主人公。2章以降ダークサイドに落ちてからが彼の本番。後述のもう一人の主人公センリと比べると考え方とか行動が大分幼いんだけど、本当に良い奴です、ええ。物語中一番成長する人。

センリ:主人公その2、チート枠。完璧じゃないけど完成されたチート主人公。とはいってもそのチートぶりにはきちんとした背景や理由があるのでどこまでも突き抜けてかっこいい。中二の体現者。能力もチート級なんですけど、理由もあってあんまり能力は使わないけどあの強さ、ヒロインもそりゃころりとするわ。最後に春にたどりつけた人。

六道 あさひ:陽斗側ヒロインその1、芯のある人。彼女の紹介というか描写に『空は青い、海は広い、あさひは裏切らない』ってのがあるんだけど正にそれ。言動と行動力がありすぎて一見電波系ヒロインなんだけど、その実何処までも芯が通っててどんな苦境でもぶれない強い人。正直陽斗より主人公してるよ(震え声

逢鳥凛久:陽斗側ヒロインその2、多分ヒロイン勢の中で一番普通の人。クールだけどユーモアがある女の子。作中一番露出してて、雷ぶっ放して敵撃破してるのに普通って他のヒロインの普通じゃなさ(震え声
1章から2章間ずっと一人で陽斗を支えてきた凛久ちゃんホンマ健気やで。その期間の二人の日常シーンをちょっと見たかったり…。

神前・フィオナ・アンナベル:センリ側ヒロインその1、色々と高スペックな女性。スタイルよし魔法使える接近戦もどんとこい。ただメンタル面がちょいメッキ。真の魅力は主人公と本当の意味で行動をするようになってから文字通り皮がむけます(2回程
最後まで頼りになるヒロイン…というより最早考え方とか立ち振る舞いが完全に主人公…このゲームあさひといい主人公然としたヒロインおおすぐる。そして本作のエロ枠、大変お世話になりました、黒タイツシスター最高です(歓喜
ノア:センリ側ヒロインその2、げに可愛い。『げにかわダブルピーシュ』とか『あなかしこ~』とか名言を連発。当初は不思議ちゃんで色々とひく描写もありましたが、立派に成長いたました(胸を見ながら
エロゲ定番下なしセーターの体現者、ぶっちゃけ立ち絵だけで既にエロい、ホントエロい(大事なことなので2回
一番印象深いのはやっぱり3章終わりと最後の1枚絵、力強い背中を見せてくれます…あれ?主人公かな?

ヒロイン以外で好きなキャラはルゥかな?
あの狂気っぷりとラスト(笑)はホント好き。
他サブ男性陣特に神父とミキヒサはね(涙
逆にネタバレになるから詳しくは言えないけどラスボスは本当に草でした…ハハ

CG

CGは特に崩れとかはないっす。
可愛いシーンは可愛いし、カッコいいシーンはかっこよく。
個人的にルゥのCGはかなり力が入ってた気がする。
ヒロインのCGも可愛いというよりはカッコいいのが多かったかな。
立ち絵の綺麗さは抜群だと思う(特にヒロイン勢の胸

声/サウンド

声は文句なし。陽斗はもうちょい幼めでも良かったかな?ただセンリとの対比という意味では十分だったと思います。
他キャラだとフィオナ役の桃井穂美さんとルゥ役の沢澤砂羽が役に合ってたかな。

サウンドは安定の3rdeyeクオリティ。オープニングやばす。
最初いつもの青葉りんごさんはいないのかなぁ、でもこのオープニングも良いなぁと思ってた矢先に第2オープニングは青葉りんごさんと中恵光城さんのダブルボーカルでした…最高やん。

システム

システムというとシナリオの所でも触れた通り、ダブル主人公とザッピングシステムかな?ザッピングシステムは悪くなかったんだけどちょっと頻繁に変わりすぎるところとかはマイナスだったかな。
後魔法の演出が重くてこれも頻繁にあったからもうちょい工夫できることがあったんじゃないかなと。
コンフィグ的な意味では基本的なところはそろってたと思う。

エロ

エロについてはノーコメント。というより基本本編にはなくてエピローグにヒロイン毎に選択って感じ。
個人的にこういうシナリオを重視するゲームでエロはなくても良い派だから特にマイナス点はなし。だけど気になる人は気になるんじゃないかな?
ただ量より質、フィオナシスター大先生には大分お世話になりました(多分2回目

小並感想(ちょいネタバレあり)

シナリオの所でもちょいと述べたけど、このメーカーさんは作品毎にどんどん良くなってる良メーカー。正直BLOODY+RONDOと死神のテスタメントまではそうでもなかったんだけど、前作幻創のイデアから化けたと思う。
個人的に複数主人公が苦手なんだけどそこはそれ今作は凄く楽しめました。
継続は力なり、もちろんシナリオ・テキスト、その他諸々の要素が作品を追う毎に成長していってるのもあるんだろうけど、それよりもメーカーのコンセプト、中二要素が多いゲームを作るっていうのを第1作から守ってきて、それでついてきたユーザーがいて、そのユーザーの期待に答えるっていう好循環を廻せたことがこのメーカーの一番の強みなんじゃないかな?ユーザーに受け入れられるように、そして何より自分たちも楽しめる作品を作りたいって熱意を強く感じる。

前作から引き続き今作と自分の中で3rdeyeさんはまた次回作も買おうって思わせる良メーカーになりました。
次回作以降も心震わせ鳥肌立たせるそんな作品を期待!

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